- 川柳大喜利 第21回総評
- 2020年9月28日
ずいぶんと涼しく、過ごしやすい季節になってまいりました。
街角の様子も少しづつ賑わいを取り戻している気がします。
いつもありがとうございます。担当Hです。
今回も川柳大喜利コンテスト第21回の総評をさせていただきます。
お題は『応援』でした。
今回は時期の話題として、
甲子園をはじめとするスポーツ関連、
被災地・ボランティア、医療現場などについて詠まれていました。
ただこの辺りの句については
どうしてもコロナ下ということで
苦難、辛抱、自粛の話題が含まれてしまいますので
気持ちが重たくなる句になりがちなのが難しかったと思います。
家庭の身近なところでは受験そして運動会の句が比較的多めでした。
関連としてお弁当ネタも多かったですね。
いろいろなところで配慮が必要になりました昨今ですが
句の中ではいつもと変わらない姿(トラブルも含み)が描かれており、
私はそんな様子にほっとさせていただきました。
応援の句ですから
明るく前向きな気分になるように
捉え直すのが難しいところだったかもしれません。
全体を見て、ちょっと惜しい作品が多かったように思いました。
皆様からのたくさんのご応募、本当にありがとうございました。それでは今回も目に留まる言葉や表現をご紹介します。『ゴールイン』やり切った感をだす言葉。なぜか結婚に使われることもありますけどそこはまだチェックポイントじゃないかと。『2倍返し』3倍4倍のようなバリエーションも。ドラマチックな使い方を期待。『犬のポチ』ペットというちょうどいい距離感。一歩引いた冷静な視点に使ってもよしです。『マスク越し』ささやくような微妙な顔の動きや独白などを表せます。今感のある表現です。『が・ん・ば・っ・て』文字を区切って見せる表現。平凡な言葉で特別な響きを表現できます。『SOS』みんな知ってる大ピンチのサイン。漢字やひらがなと混じっても目立ちます。『母校愛』学校に残る様々な想い。苦かったり甘酸っぱかったりする記憶に醸成された愛着。ノスタルジックな響きに魅力があります。以上です。10月からは第22回川柳大喜利コンテストが開催予定です。詳細は弊社のWEBサイトをご確認ください。たくさんのご応募お待ちしております!!これからも松岡モータース株式会社をよろしくお願いいたします。