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川柳大喜利 第37回総評
2024年9月17日

暑さ寒さも彼岸まで、と昔から言われております。

そのお彼岸、今年は9月19日(木)から25日(水)までの期間だそうで。

もうあとほんの一息まできました。頑張っていきましょう!

こんにちは。担当Hです。

川柳大喜利コンテスト第37回のお題は

『なつかしい』でした。

春から夏にかけての時期はお出かけシーズンです。

そして齢を重ねるごとに少しづつ行動範囲が変わっていくのが人間というもの。

何かのタイミングで「ああ、あの時こんなことがあった」

という記憶が蘇る、そんな刺激の多い時期だと考えて決めたお題でした。

 

それから、今回は初の試みとして「リモート会議」にて受賞選考を実施させていただきました。

これまでは選考員が会議室に集まって、

あれもいいなこれもいいな、と議論して賞を決めていたのですが、

今回は事前に用意した資料を元に個人が評価する作品を選び出し、

それからリモート会議するという今までと異なる方式での選考になりました。

 

やってみますと、それぞれが自身の基準で集中して選考しますので

賞を決めるまでのスピード感という点では今までで一番早かったと思います。

ただ、逆に議論という点ではもう少し踏み込んでも良かったかもしれません。

 

「リモート会議」に関してはいったん今回きりの予定ですが、

情勢次第では、また実施するかもしれません

その時は今回の経験を忘れずに活かしたいと思います。

 

ちなみに私、担当Hは、

選考の際にはオリジナリティを重視しております。

つま作品の評価に「ネタかぶりが少ない」ものが良いと考えています。

また、もしありふれた事柄でも具体的な事柄を盛り込んでいくことで

その人独自の感性が明らかになる、というのも好むところです。

作者様のその時その場でしか出しえない作品の味を楽しみにしています。

それ以外では、ポジティブな印象を受ける作品、

575のルールを正しく守っている作品から選んでおります。

 

もちろん私以外の選考員はまた異なる判断で選んでおりますので、

これが選考のすべてという訳ではありません。

また機会がありましたら他の選考員の基準もお伝えできると思います。

 

今回もご参加くださいまして、
皆様本当にありがとうございました。

 

それでは、今回の応募作品の中から印象に残った単語・表現を紹介させていただきます。


『ノストラダムス』

大昔の予言者、と言われている人物です。

昭和世代のオカルト代表というところでしょうか。

逆説的に、当時ののどかさや平和さを伝えるのに一役買ってくれるかもしれません。


『エロビデオ』

現代のインターネット全盛時代と違い、かつてはそういった映像や写真を見つける手段が非常に限られておりました。

そんな中、その道に妙に詳しい人物がいて友達の知り合いのような遠い経路を頼って得ていたとか。

今の時代には存在しない不思議な文化があったとされております。

 

『げんこつ』
かつては公然と体罰という文化がありました。

痛みとともに教訓を刻み込むというもので、現代の教育論では否定されほとんどみられなくなったものです。

ただ、そこには確かな因果関係があり、それがある種の分かりやすいルールを生み出していた気がします。

そんな過ぎ去った時代・文化を表す代表的な言葉です。

 

『セピア色』

茶色系統の色で、特に大昔の写真について長い時間が経つと絵柄が退色し、また紙が黄ばんでしまいこのような色合いになります。

そこから転じて「昔の情景」の映像表現として、セピア色をかけたフィルターを現在でも用いる事があります。

かつての様子を婉曲的に伝えるおしゃれな表現だと思います。

 

『駄菓子屋』

昔は子供向けの個人商店がありまして、いわゆる駄菓子やアイスクリーム、

おもちゃのくじ引きやコレクション用のカード、その他花火や雑貨などを売っているところがありました。

幼い頃の楽しかった思い出がたくさん詰まっている、という方もいらっしゃると思います。

 

以上です。

10月からは第38回の川柳大喜利コンテスト募集を行う予定です。
 
詳細についてはまだ準備中です。
10月1日以降に弊社の川柳特設ページにてお伝えしますので、そちらでご確認ください。
ご応募よろしくお願いいたします。
 

私は、先月末にうっかり体調を崩してしまい大変な目に遭いました。

皆様は、まだ暑いからと油断せずくれぐれも体力の消耗にはお気を付けください。

 

それでは松岡モータースをこれからもどうかよろしくお願いいたします。


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