- 川柳大喜利 第2回 総評
- 2016年1月29日
大雪とその他もろもろでてんやわんやしている担当Hです。
ご愛読してくださる皆様のおかげで、なんとかかんとか続けられております。みなさま、ご声援ありがとうございます!!それでは、少し遅れてしまいましたが、川柳大喜利コンテスト第二回について、ここで取り上げさせていただきます。参加された皆様には重ねて御礼申し上げます。なお今回からは、以前よりご要望いただいておりました、「残念ながら入賞できなかった作品」についても、発表に加えさせていただきましたよ!!さて。今回のお題ですが、縛りが多くて難しかったというお声をいただいてしまいました。「川柳」の形を守りながら、「冬」「ドライブ」「あったまる」「一言」の四条件をこなせ!はい、無茶振りでした。すみません!一方で、そんな厳しいお題でも挑戦してくださった皆様、本当にありがとうございます。そんな中、作品の傾向としては大きく2タイプが見られました。アイディアを凝らして、お題のハードルを越えてきた技巧派の作品と、一発の鮮烈な印象を武器に、まず目に留まる事を狙った力技の作品ですね。いずれもレベルが高く、選考者間でもいろいろと悩ませていただきました。我々も開催冥利に尽きるというものです。それではせっかくなので、作品の中で目に留まった単語をいくつかご紹介します。「冬タイヤ」スタッドレスやチェーンと書いてくださった句もありましたが、こちらはより無理がありません。松岡モータースのイチ推し単語です。「お義母さん」少し距離感を感じる関係性が、逆に親しみを高めているのが素晴らしいと思います。「銀世界」パノラマの美しさが炸裂する完成された単語。それだけに他の部分とのバランスが難しいかもしれません。「北国へ」雪と言えば北国。九州からはるか遠くへ向かう旅路に憧れます。「サンタ」カタカナは川柳の中でも目立つアクセント。季節感もしっかりです。いかがでしたでしょうか。皆さまの川柳制作の参考になりましたら幸いです。さて。このコンテスト、私どももいろいろと手探りでやらせていただいている状態。また幸せなことに、皆様からご愛顧いただきましたおかげで、回を重ねるごとにだんだんと応募作品も多くなってまいりました。私どももどうやって数多の作品の中から素晴らしい作品を選び出そうか、選考方式や発表方式などについて色々と試行錯誤をさせていただいております。至らぬところも多いと思いますが、今後ともお付き合いいただけますようお願いいたします。次回の募集開始は、2月1日(月)からを予定しています。なおお題については、当日に松岡モータースホームページおよび、西日本新聞、夕方のTV欄にてお知らせさせていただきます。皆様のご応募、お待ちしております!!