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川柳大喜利 第9回 総評
2017年9月27日

最近は天気が荒れ模様になっております。

お出かけのチャンスを逃したくない今日この頃、

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

担当Hです。

川柳大喜利の第9回総評をお送りいたします。

今回のお題は「願い」。

皆様の心がこもった句が多く届きました。

その中から特定の句を選ぶというのはなかなか難しいところ。

他の選考員もなかなかに絞り切れず苦労していたようです。

では今回は、

私なりの候補作選考法および傾向と対策

をご紹介させていただきます。

他の選考員とは、異なることをあらかじめお伝えしておきます。

ご了承ください

私が選考において重視すもの、

それは「印象の強さ」です。

それではどこで「印象の強さ」を決めるのか?

重視する要素は以下になります。

印象 ⇒ 個性・ユーモア・共感

補足します。

個性は、私が最も重視しているポイントです。

似たような句がないのは、印象に残る第一条件です。

加えて、ユーモアが刺さったり、共感できる内容であれば、

それだけ私の印象は強まります。

それらの傾向については、

過去の受賞作が参考になるかもしれません。

ぜひぜひご覧ください。

では続きまして

個性をアピールするポイントについて

重視している要素は以下の通りです。

個性 ⇒ 題材・切り口・理解しやすさ

まず、題材が他にないものを特に個性的に感じています。

定番よりは変わったネタの方を評価します。

切り口は、表現の仕方ですね。

登場人物が読み手一人の視点で完結するよりも、

別の人物が絡んだり、

時間や空間的な奥行きがあったり、

独創的な表現が効果的に使われている句は、

他とは一味違うという考え方です。

そして理解しやすさは、

句に込められた感情やイメージを

私が受け止められるかです。

これについては、高度な句だとしても

私がわからないと評価できないということです。

これらを総合的に、

ある程度の優先度を決めて

候補作の絞り込みを行っております。

なお、個々の要素は予告なく改訂されることがあります。

ご参考になりましたら幸いです

それから、当コンテストについて様々な意見をくださいまして

本当にありがとうございます。

今後なにか面白い展開を行いたいと検討するために

関係者内でありがたく拝見させていただいています。

引き続き伺いたいと思いますので、

ご意見いただければ幸いです。

最後に恒例になりました、

目についた単語や表現についてご紹介します。

「妻キュート」

仲の良いところを匂わせる一言です。

なにやら裏を感じてしまうところもいいですね。

「今度こそ」

不撓不屈の心意気。

少し時代がかった男らしさを感じます。

「母想ふ」

歴史的仮名遣いに、旧くから変わらない心がこめられています。

「五圓」

こちらは旧字体です。

こちらもご年配のお姿が想起されます。

「三回目」

繰り返し行う軽率さを表わす表現。

台無しにする一言です。

「蚊帳の外」

慣用句ですね。

今となっては珍しいですが、のけもの感はよく伝わります。

「ウェルカム」

寛容さというよりは、軽いノリという印象。

「長寿箸」

厄払いでいただくお箸。

縁起物を大事に使う年季の入ったご家庭の雰囲気が生まれます。

「デブじゃない」

ひとひねりした表現です。

言う側、言われた側の関係性も同時に伺わせます。

「ファミリーカー」

家族のお出かけに活躍する車。

うきうきした休日のイメージが広がります。

以上です。

川柳大喜利コンテストは次回で第10回。

次回は特殊ルールを設けております。

中間報告を挟んでおりますが、

その前後で投稿数に制限をつけさせていただく予定です。

開催期間は

前半が10月2日(月)から10月25日(水)

後半が10月26日(木)から11月25日(土)までの予定です。

前半、後半それぞれに1句づつまで応募が可能です。

詳細については、弊社キャンぺーンページをご参照ください。

皆様の渾身の一句をお待ちしております。

以上、担当Hがお送りしました。

体調を崩しやすい季節です。

皆様どうか健やかにお過ごしください。


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